コース: AutoCAD LT 2020 基本講座:注釈と図面

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マルチテキストで改行文字を作成する

マルチテキストで改行文字を作成する

AutoCAD LT には 何種類かの文字を作成するコマンドが 存在しますが、ここでは マルチテキストコマンドの 基本的な使用方法を紹介します。 このコマンドで作成された文字は マルチテキストオブジェクトとして認識され 改行して記入した文字列も 一図形として認識されます。 今回は Chapter_01 フォルダーの 04-Mtext_1 を使用します。 このファイルには 文字スタイルとしてスタイル1を作成し MS ゴシックを適用してあります。 「注釈」パネルのパネルタイトルを クリックし、「スタイル1」が 適用されていることを確認します。 では、コマンドを実行します。 キーボードを使用する方は T と入力し Enter で入ることができます。 リボンを使用する方は 「ホーム」タブ「注釈」パネル 「文字」のフライアウトボタンをクリックし 「マルチテキスト」を選択します。 すると「最初のコーナーを指定」と プロンプトが表示されます。 この「マルチテキスト」コマンドは 範囲を指定し、その範囲内に収まるように 文字列を自動的に改行する 機能が備わっています。 今回はそれをわかりやすくするために 枠を作成しておきましたが 必ずしも枠が 必要というわけではありません。 今回はこの枠内に 文字列を配置します。 「最初のコーナーを指定」に対し 左上の端点をクリックします。 「もう一方のコーナーを指定」に対しては 右下の端点をクリックします。 すると画面上にマルチテキストエディタが 表示されます。 さらにリボンには 「テキストエディタ」というタブが 表示されます。 今回は高さを 10 ミリに設定します。 もし 10 と入っていない場合は キーボードから 10 と入力し Enter しておきます。 では、文字列を入力します。 (音声なし) 終了する場合は リボンの「テキストエディタを閉じる」 または、マルチテキストエディタの 外側でクリックします。 このように自動的に改行されています。 ただし入力した文字列が 半角英数の場合は スペースで ひとつの単語として認識されるため スペースがない場合は 改行は行われませんので 注意しましょう。 ここで今、作成した文字を 選択してみます。 すると範囲が設定されていることが わかります。 さらにこのグリップをクリックします。…

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