コース: 幸せなキャリアを築く
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自分は何によって満たされるかを知る
幸せなキャリアを築く上で、 自分の心や感情が満たされるものが 何かを知っておくことは大切なことです。 今の仕事を選んだときの気持ちや、 求めていたもの、 期待していたことなどを思い出し、 そこにわいてきた感情を 考察してみましょう。 毎日、会社でフレッシュな果物や 食事が提供されることは、 あなたにとって幸せでしょうか。 多額のボーナスはどうですか？ また、この仲間の一員であるということを 誇りに思う気分はどうでしょうか。 もしくは、 社会に価値を見い出す自分の仕事は、 なんてやりがいがあるんだという 体験はいかがですか？ 実は、物による幸せは、 一時的に幸福度が上がりますが、 その幸せに慣れてしまって、 さらに高い欲求がわいてくると 言われています。 一方で、体験による幸せは、 長く記憶に残り、 その後も続く幸せです。 働くことは、体験によって 得られる幸せのひとつです。 タル・ベン・シャハー教授の Happiness Study Academy から 働く意識を、３つのレベルに分けて 考えることができます。 一つ目は、仕事は生活のための労働と 考えるケースです。 働く動機は、週末・月末の給料。 仕事とは、用事であり、 やらざるを得ないこと。 仕事に期待することは、別にない。 楽しみにしていることは、 週末・休暇・定年退職。 このスタイルはもしかしたら 働く時間を ただただ漂流しているかもしれません。 ２つ目は、仕事は勝負と考えるケースです。 働く動機は、お金と昇進。 仕事とは、レース・競争・ 出世・昇給のためにある。 仕事に期待することは、 権威・権力・称賛・業績を得ること。 楽しみにしていることは、 目標達成・競争に勝つこと。 このスタイルは、 過度なストレスやプレッシャーの中で 生き残りをかけて、 自分の身を削る働き方を しているかもしれません。 ３つ目は、仕事は天命と考えるケースです。 働く動機は、仕事そのもの。 仕事とは、情熱を注ぎ、 恩恵をもたらすもの。 仕事に期待することは、 ミッションの実現。 楽しみにしていることは、 目的感や、充実感の獲得や、 高尚な理想の実現。 このスタイルは、仕事においても 自身の内発的な目的を持って 取り組んでいるかもしれません。 皆さんが、キャリアについて 望んでいることはなんでしょうか。…
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