コース: デザインとアートのための色彩と配色

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色は光だという事を認識する

色は光だという事を認識する

このレッスンでは色がなぜ見えるのか ということを再認識し、 色とは何かを知りたい多くの人の 入り口を開き、 色の世界を学ぶ準備を していこうと思います。 普段私たちの身の回りの 様々なものによる情報の伝達は 色、形、質感、この3つの要素があって 初めて成立します。 人間の五感の中で 目から得る感覚というのは 90% だと言われています。 特に色から得る情報は 80% もあるんですね。 非常に重要な意味を 持っていると思います。 年齢や個性など物理的な要因、 それを考えなくても 1人1人が持つ個人的な 判断基準に基づいて 色を解釈しているということが わかると思います。 また各自が対象物の色を それぞれの言葉で表現していますよね。 例えばここにある赤いこの色。 これをどう表現するのか。 赤だと言っても分かりませんよね。 そのままではコミュニケーションが できないわけですね。 特にデザイナーとか、カラー コミュニケーションをする人たちにとっては 何か基準になるものがなければ 特定の色を客観的に誰かに伝えるということは 非常に難しい作業になってしまいます。 こうした基準として pantone のカラーガイドとか マンセルチャートとか というのがあるんですけど これもその1つですね。 日本色研の新配色カード。 デザイナーはこの色を使いたかったら このカラーチップを切って 校正紙に貼って 印刷所に持ち込む、そうすると 色がぶれない、 はっきりしてますよね。 この色が貼られているわけですから。 非常に便利は便利なんですね。 また色彩というのは 扱う人の経験や感覚の中から 導き出せれるもの だっていうふうに思われていました。 デザイナーの感覚、経験が深い方が 明確な色がでてくるとかですね。 例えば配色にしても 1色だけではなくて この色とこの色を合わせると とても、こう... なんでしょう、 スイートな感じがするとかですね。 ハードな感じがするとか。 しかし現在では非常に高品位な 情報の伝達が必要になってきて それに応えるための 化学的な究明と理論に基づく 色の扱い、ここが重要に なってきたんですね。 理論があれば別に経験とか、 もちろんそれは大切は大切ですけど 経験や勘が少ない人たちにとっても 扱いやすくなってきたと言えると思います。 赤い色を想像してみてください。…

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