コース: 心理的安全性の高い職場環境を作る

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誰が心理的安全性の鍵を握るのかを理解する

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心理的安全性のある職場や チームの文化を作るのは、 管理職、マネージャーの影響が大きいです。 リーダーである自分自身の役割と 照らし合わせましょう。 どの職場にも 独自の文化や風土が存在します。 では、その風土とは何でしょうか。 それは職場の構成員により 共有されている価値観、 ルール、考え方であり、 そのほとんどは、 明文化されているものよりも そこで働らく人々が感じたことを 誰かに話し、それが伝播して 広がっていくものも多いのです。 例えば、うちの部署は、トップダウンだから 自分の意見なんて聞いてもらえない、 声がデカい人の意見ばかり通る、 この企画書を通すなら、 先に〇〇さんに根回ししておかないと… 成果を出さないと居場所がない、 また、誰とでも気軽に ランチに行ける雰囲気だ、 会議は甘いものを食べながら ワイワイ話す、 ワーク・ライフバランスを 大事にして働ける、 エネルギッシュな人が集まって モチベーションが高い、といったものも 職場風土です。 では、これらは一体 どうやって作られていくのでしょうか。 それは、そこで働く人々、 一人一人の信念が関係しています。 皆それぞれ一応に異なる信念や 価値観を持っているのですが、 その中でも、声の大きい人や 影響力のある人の言葉が 良くも悪くも表面化していくことで 職場のムードが出来上がっていきます。 例えば、失敗は許されない、 本音は話せない、 責任を追い立てない、 誰も助けてくれない、 誰も信用ができないという 信念を持っていれば、 言うだけ無駄、 無難に済ませよう、と考え、 一般的なコミュニケーションにとどまり、 チームで積極的に共同する 雰囲気にはなりにくいでしょう。 その結果、情報が伝わらない、 不満続出、ミスが頻発、 メンタル不調、離職者増加、 業績低迷という結果を招きかねません。 もうひとつの信念の例を見てみます。 調整を歓迎する、 自分が責任を負う、 本音で話そう、 信頼できる仲間がいる、 みんなが助けてくれる、 そういう信念であれば、みんなで協力しよう 対話こそ価値を生み出すという 考え方が湧いくるかもしれません。 そうすると、本質的な コミュニケーションが起こり、 チーム活動や共同が自然に行われ、 活発な議論、素早い課題解決、 新たな価値創造、 職場の成長、社員の定着、 業績向上という結果を…

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