コース: 心理的安全性の高い職場環境を作る

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リーダーとしての自覚を持つ

リーダーとしての自覚を持つ

心理的安全性の高い職場において リーダーが自覚しておくことがあります。 リーダーの使命は、 すべてを自分一人で行うのではなく、 一人ひとりのメンバーが 力を発揮しやすいように 働きかけることです。 特に、心理的安全性の高い職場において リーダーが行うことが、 自分が先に行うこと、 すべてを知っているわけではないことを 知っていること、 ミスや失敗について認め、 そこからの学びを共有することです。 コミュニケーションにおける自己開示は、 信頼関係を築く上で大きな効果があります。 返報性の原理と言って、 自分が開示すれば 相手も同じように 自己開示を返してくれます。 リーダーがメンバーより先に 自己開示をしている姿を見せることで メンバーは安心します。 リーダーであっても、 職場で起こる全ての出来事を 把握することは不可能です。 そしてまた、 リーダーが全てのことを 知っているわけではないということは チームや職場において 学習を促進させます。 もしリーダーが全てのことを正確に把握し、 常に正しい答えを持っていると 職場の誰もが思っているとしたら どうでしょうか。 メンバーは常にあなたの指示や判断に従い、 自ら学習することに まったく意味を感じなくなってしまいます。 担当者の情報や意見に耳を傾け、 尊重し、 メンバーの自信と責任感を育てましょう。 また、ミスや失敗が起こったときに すぐに報告して欲しいなら リーダーが失敗についての 共有する姿を メンバーに示している必要があります。 メンバーたちは今の職場で 失敗やミスが発生したときに どのように対処されるのか、 リーダーの姿から学習します。 もし、リーダーが不都合な情報を隠したり、 誤魔化したりするような行動を取れば、 その職場では 心理的安全性が実現することはありません。 ミスや失敗をしたら リーダーが自ら認め、 そこからどのように学び、 次に繋げていくか、 対処のプロセスを公にしていきます。 メンバーたちはそれを知ることで、 自分たちにも同じようにする 許可が与えられているのだと 真に安心することができます。 リーダーのあり方次第で、 職場の雰囲気は変わります。 メンバーが安心して力を発揮できるように、 できることから実践していきましょう。

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