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リスクをとることを称賛する

リスクをとることを称賛する

価値のある失敗と価値のない失敗について 学びます。 挑戦することを奨励し リスクをとることで 新たな価値創造が生まれる文化を 推奨します。 リスクをとるということは、 どのようなことでしょうか。 リスクというのは、 危険と訳される事が多いのですが、 変化の多い時代において 確実なものなどありません。 ここでは、リスクをとるを 不確実性が高い状況においても 意思を持ち、行動することと定義します。 リスクをとって行動しようと言われても その結果が自分にとって不利益になったり、 後悔するような状況に陥ることは 誰だって避けたいものです。 ですが、その結果を成功とするか、 失敗とするかは、 結果をどのように扱うかによります。 では、失敗を恐れて、 誰もリスクをとることをせず、 行動しないチームや職場は どうでしょうか。 そのような職場には前進も成長も 変革も起こりません。 改善行動も起こらないのです。 それは失敗の捉え方を ひとつの側面でしか 見ていないかもしれません。 失敗の中には、成功への 重要なステップとなる出来事と 本当に問題のある出来事があります。 そして、リーダーの役目は この違いを正しく区別し 成功への重要なステップとなる失敗を チームや職場の中での理解を 促進することにあるのです。 価値を生み出さない失敗のひとつ目は 結果を確実にもたらすことができる プロセスや手順、ガイドラインが あるにも関わらず、 何らかの理由で そのプロセスが守られずに 起こった失敗です。 これは、本来予防することができる ものです。 価値を生み出さない失敗の2つ目は ある程度経験や実績のある領域で 偶発的に特殊な要因が重なって 大惨事が発生するといった 回避が難しい失敗です。 一方で価値を生み出す失敗とは、 リスクについても充分に 検討されうまくいくかもしれない、 新しい価値を生み出すかもしれないという 機会をもって取り組んだ結果が 想定していたものとは違う結果が 出てきたという場合です。 例えば、新しい商品の開発を 想像してみてください。 研究段階では、様々な結果が生み出され いつも期待していた通りの データが出ないかもしれません。 それでも、そこにはなんらか 次に進むためのヒントや アイデアが生み出されているはずです。 このような失敗は 成功へのステップとして…

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