コース: 心理的安全性の高い職場環境を作る

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好奇心を持って良い質問をする

好奇心を持って良い質問をする

答えを教えたり、 既存のやり方で指示や命令をするのではなく 新たなアイデアを生み出すために、 良い質問をすることで、 チームを率いる方法について考えます。 あなたは問題を発見し 即時に解決策を生み出すのが 得意でしょうか? それとも、質問を生み出し、メンバーに 問いかけるのが得意でしょうか。 「重要なことは、正しい答えを 見つけることではない。 正しい問いを探すことである。」と ピーター・ドラッカーは言いました。 この言葉からわかるように、 リーダーとして問いかけることが チームの可能性を開きます。 問われない職場について考えてみましょう。 リーダーが常に正しいという前提に立ち、 トップダウン形式の職場構造が 出来上がります。 リーダーが判断を下し 解決策を考え、指示や命令をすることで、 メンバーたちが動きます。 これは、メンバーたちが 自分たちで考え、創意工夫を生み出す機会を 奪っているかもしれません。 この状態が続くと、 リーダーが正しいのだから 自分の考えには価値がない、 意味がない、言ってもしかたない。 その結果、職場が思考停止に 陥ることになっていきます。 一方でリーダーが問いかける職場では、 一人一人が自分の考えを持ち、 発信することが日常になります。 他者からの問いかけには、 新たな視点で考えを広めたり 深めたり、生み出したり、 新たな気づきを生み出す力があります。 気づきを促進する際の質問は、 何でもよいわけではありません。 反射的にすぐに解が出せるものではなく、 重要な事柄に焦点を当て、 じっくりと考える時間が必要であり、 誰もが自分の答えを持てるものです。 そのためには、リーダーは メンバーとチーム、職場に流れる 空気感がどのような状態であるのかを 知っておく必要があります。

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