コース: 心理的安全性の高い職場環境を作る

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メンバーの声を聴く

メンバーの声を聴く

メンバーが安心して 話ができる環境のために、 リーダーが聞く耳を持つことが大切です。 職場のメンバーと、 毎日どれぐらい コミュニケーションを取っていますか? 時間や回数のことではありません。 職場のメンバーの本心を、 あなたはどれくらい聞けていますか? 部下が、なかなか報連相をしてくれなくて 困っている、と感じていたら、 それは、聞く側に 問題があるかもしれません。 上司やリーダーが忙しそうにしていたら 部下やメンバーは様子を伺って、 いつまでも話をすることができません。 また、勇気を出して伝えたにも関わらず、 軽んじられたり、恥をかいたり、 理不尽に詰められたということを 経験すれば、次からは、 発言を控えるようになるでしょう。 自分の意見が尊重されたり、 小さなことでも役に立てたと 感じたらどうでしょうか。 相手の役職や、肩書に限らず、 どんな意見にも、 耳を傾ける準備はできていますか? 普段の職場での コミュニケーションスタイルについて、 確認していきましょう。 ここでビデオを止めて、 次の項目について、該当するものがあれば チェックをしてみてください。 忙しい雰囲気を出す。 高圧的な態度。 結論だけを求める。 責め立てる言葉を使う。 眉間にシワを寄せている。 意見を否定する。 余裕のある雰囲気を出す。 温和で歓迎的な態度。 プロセスも確認する。 安心させる言葉を使う。 穏やかな表情で接する。 意見に感謝する。 いかがでしたでしょうか。 すでに、おわかりかと思いますが、 左側の項目は、話し手が 躊躇してしまうスタイルです。 右側の項目は、話し手が安心して 発信してみようと思えるスタイルです。 なお、自分は、相手が話しやすい 雰囲気を作っているつもりなのに、 相手が何も話さない ということはありませんか? 例えば、会議や朝礼などでは いかがでしょうか。 一方的な情報伝達が 慣例化されている職場に多いのですが、 メンバーたちが、 何も話さないから意見がないのだ、 どうしたのだと思うことはリスクです。 人前で話すことに慣れている リーダーであれば、 意見があれば、言うのが当たり前 という感覚を持つかもしれませんが、 実際のメンバーたちには、 しばしば言えないという 心理状況が起こります。 言わないのと言えないのは違います。 沈黙している理由は、 意見がない。…

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