コース: 心理的安全性の高い職場環境を作る

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心理的安全性と高い基準値を達成する

心理的安全性と高い基準値を達成する

心理的安全性という言葉だけを見ると、 誰もがなんの不安もなく、 幸せに仕事をしていてそれでほんとに 成果がでるのかと思われる 人がいるかも知れません。 それはもしかすると、 心理的安全性と仕事の責任を果たすことは トレードオフの関係にあると 想像しているのではないでしょうか。 ここでの仕事の責任を果たすことは、 高い基準の目標を設定し 人々がその目標達成のために ベストを尽くすこととします。 心理的安全性と仕事の責任を果たすことは 両立できないのでしょうか。 まさに、リーダーの仕事がここにあります。 リーダーは人々が 心理的安全性を保ちながら、 目標達成のために ベストを尽くす環境を 作ることが使命なのです。 ここで、心理的安全性と 仕事の責任を果たすことの バランスについて 4つのゾーンを紹介しましょう。 ひとつ目が無気力ゾーンです。 このゾーンにある職場で働く人たちは とりあえず会社に来ていますが、 これといった不満もなく、 かといって一生懸命になれることもなく、 やりがいがもてない状態です。 そのままでは、やめていってしまう人が 続出します。 2つ目はコンフォートゾーンです。 人々が幸せに働けているか、 心地よい人間関係を築けているかだけに 焦点を置かれている状態です。 このゾーンにある職場に働く人たちは、 職場に来ることは楽しく、 自分の主張を思う存分するでしょう。 しかし、仕事の責任を果たすということには 関心が弱く一生懸命働く人は少なく、 仕事の負担は責任感の強い 一部の人に偏り、職場の成果は 下がっています。 しかもここにはリスクもあります。 高い成果を出す必要があるにも関わらず、 心理的安全性に対しての 誤った解釈がなされていて 心地よい状態を維持したい 今の人間関係を壊したくないと思って 誰も踏み込んだ質問や提案、 指摘がなされない状態になっていることに 気が付かないことです。 3つ目はラーニングゾーンです。 ここでは、心理的安全性と 仕事の責任を果たすことの両方が 同じバランスで存在しています。 このゾーンにある職場で働く人たちは 目標が明確にあるので、 それを目指して前に進んでいくことが できます。 自ら研鑽することに 楽しみを見出し、 仕事や成果を出すために学習し 成長し続けます。 また、人間関係も良好であるので、 改善点においても、…

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