コース: データ分析のためのデータ視覚化

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持ち帰り資料

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私は常に、迷ったら 減らしなさいと言っています。 詳細を省き、情報を減らし、 編集し、削除し、簡素化します。 でも、データアナリストは ほぼ例外なくすべてのデータを表示する 必要があると言い訳をします。 詳細を載せて自分の意見を裏付ける 必要があるという議論に対しては、 通常、反論し説得することができます。 しかし、反論できない議論もあります。 作成しているパワーポイントやPDFが 会議やプレゼンテーションだけでなく、 あとで使われる資料にもなるという 議論です。 正当な理由です。 資料があとで使われ、 自分でデータを説明できない場合、 詳細を記載する必要があるでしょう。 だからといって、私が削除すべきと言った 詳細をすべて元に戻して よいというわけではありません。 本当に必要なのか考え、どうしても 必要なものだけを 記載するようにしてください。 深く掘り下げる必要はありません。 また、プレゼンをしてから 資料を残す場合は、 2つ別の資料を作りましょう。 1つ目はプレゼン用、 2つ目は持ち帰り資料です。 それほど大変な作業ではありません。 最初に詳しい資料を作り、 そこから詳細を省いた資料を作ります。 詳細な資料は、エンジニアが 使う仕様書のようなものです。 すべてが重要なのであれば、 載せてください。 この仕様書のように、エンジニアが 必要な寸法をすべて記載しますが、 そのコピーを作って、編集し、 絞り込みをしてプレゼン用の 資料に作り替えるのです。 この資料には、 最も重要なことについてのみ、 詳細を記載します。 このプレゼンでもっとも重要なのは、 119という数字です。 それ以外の情報はノイズです。 もちろん、逐次表示することもできます。 パワーポイントを使っている場合、 できる限りシンプルなスライドを作り、 その詳細はマウスをクリックすると 逐次表示されるように設定します。 こうすることで、シンプルな資料で プレゼンをおこない、会議で 必要に応じて詳細を表示できます。 また、印刷やPDFにしたときに、 詳細を見ることができます。 これにより、プレゼンでは 最小限に抑えつつ、 詳細を提供することができます。

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