コース: デジタルトランスフォーメーション

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デジタル成熟度の段階を知る

デジタル成熟度の段階を知る

ウェブサイトで顧客に対応し、 複数のソーシャルメディアから 常時情報を発信し、 デジタル媒体に広告を出し、 先進的なデジタル通信や 協業のシステムを導入する企業の、 デジタル成熟度がわかりますか。 どれも重要な要素ですが、 今の市場での競争力にはなりません。 これがあなたの会社なら、 今はまだ進化の1段目です。 順に説明しましょう。 電子取引技術を売上拡大に 活用するのはデジタル導入企業です。 この段階では、基本レベルのデータ解析と、 アジャイル開発などの業務改革を 組み合わせることで、 デジタル企業の優位性を わずかながら享受しています。 重要業績評価指標、 略して KPI を定め、 それらの動きに応じて、 改善策を決定しています。 手間とコストが少ないため、 自営業でもこのレベルは 珍しくない時代です。 デジタル導入企業の一例がシアーズです。 Amazon に代表される デジタルネイティブ企業が多い小売市場で、 デジタル導入レベルのままでは 生き残れないでしょう。 デジタル活用企業は、 社内全体でデジタルの ソリューションや手法を構築し、 デジタルな働き方が全部門に行き渡り、 デジタルの業務モデルが確立されています。 プロセス自動化で業務が効率化し、 高度なデータ解析に基づいた、 戦略的な経営判断が可能になっています。 小売分野は、デジタル活用企業が主流です。 デジタルネイティブ企業との生存競争を 前提に、改革を進めてきたからです。 次のデジタル優位企業は、 デジタルソリューションや手法を、 将来の需要予測にも積極的に活用し、 発見した商機に迅速に対応しています。 デジタルの業務モデル、予測的データ解析、 マイクロサービスアーキテクチャを 効果的に連動させて、 顧客の意向を瞬時に把握し、 事業に生かすことができます。 人工知能、AI 関連では、戦略判断用の ビッグデータ分析に初歩的な機械学習も 導入しています。 ウォルマートは、 デジタル優位に進化した企業です。 ウォルマートは Amazon に対抗して、 シリコンバレーに EC 部門を立ち上げ、 2016 年には ジェット・ドット・コムを 30 億ドル以上で買収しました。 これが、デジタルネイティブ企業の 機動力にも対抗できる力となりました。 最後に、デジタル成熟企業は、 AI 中心の事業戦略を展開します。…

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