コース: Excel 2019 for Mac 基本講座

表を作成する時の注意点について - Microsoft Excel for Macのチュートリアル

コース: Excel 2019 for Mac 基本講座

表を作成する時の注意点について

このレッスンでは Excel の機能が スムーズに利用できるように表の作成時に 注意するポイントについて解説します。 表を作成する時には いくつかの注意点を守っておけば 後から Excel の機能を利用する時に スムーズに利用していくことができます。 まず表を作成する時表に隣接するセルには データを入力しないようにします。 表に隣接するセルとは 今黄色く色を付けたところになります。 表の周り… 隣り合ったセルということになります。 Excel は表を作成すると 自動的にその表の範囲を認識します。 しかしこの隣接するセルに データが入力されてしまうと 表の境界線が分からなくなるので Excel が自動的に表の範囲を 把握することが難しくなってしまいます。 次に表を作成した時 タイトル行である項目には 書式を設定します。 データを入力する時の一番上には どのようなデータを入力しているのか 項目をそれぞれ入力します。 この横1行のタイトル行には 何か書式を設定しておきます。 書式を設定しておくことで Excel が項目の1行目は タイトル行であるということを認識します。 表の中ではセルを結合しないようにします。 例えば C 列と D 列のようなところで 範囲選択してセルを結合し この部分をひとつの項目として ぞれぞれにデータを入力したとします。 このようにしてしまうと項目のところは セルが1つなのに対しデータは 2種類入力されていることになるので Excel が C 列と D 列を 把握することができなくなります。 よって表の中で セルの結合はしないようにします。 データを入力する時は 同じ種類のデータを入力していきます。 縦には同じ項目が横にはひとつの項目で データが入力されます。 常にこのルールを守って データが入れ替わったり もしくは1行で入力するべきデータを 2行に分けて入力するというようなことは しないようにします。 最後にデータを入力する時に スペースを先頭には入力しません。 D 列と E 列のところは左側の線よりも 少しデータが離れて表示されています。 スペースが入力されているように感じますが 数式バーを確認してみると 空白のスペースは入力されていません。 これはインデントを利用しています。 「インデント」をクリックすることで 1文字分右に移動します。 逆に「インデント解除」のボタンを クリックすることで 1文字分左へ移動して表示されます。 インデントを設定することで データには空白は挿入されずに表示上だけ 少し右にずらして表示できるので 境界線との区別がつきやすく データが見やすくなります。 このレッスンでは Excel の機能が スムーズに利用できるように表の作成時に 注意するポイントについて解説しました。

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