コース: Excel:Copilotでデータ分析をする

Copilotを使用して基本的な書式の変更をする

コース: Excel:Copilotでデータ分析をする

Copilotを使用して基本的な書式の変更をする

Copilot にプロンプトを入力し テーブルの書式を変更していきましょう。 ファイル Chapter01_03 を開きます。 ここでも都市の人口と面積の テーブルを使用します。 まずは B 列にある人口の列に 3桁ごとの桁区切りを設定しましょう。 プロンプトに「B 列を 桁区切りにして」と入力し Enter キーを押します。 見出し名で人口の列を 桁区切りにしてと入力しても よいでしょう。 すると、小数点第2位までの 桁区切りが表示されてしまいました。 実行したプロンプトを元に 戻したいときは、 「元に戻す」ボタンをクリックします。 今度は「B 列を小数点なしの 桁区切りにして」と要求すると、 思った通りの結果になりました。 次に C 列にある面積の列の 小数点の位置を 揃えたいと思います。 ここでは、マイク入力を 使ってみましょう。 「マイク」ボタンをクリックし 「C 列を小数点第2位まで表示して」 と要求します。 小数点の位置が揃いました。 このようにプロンプトは 使いやすい方法で入力してください。 コースでは文字入力で進めていきます。 次にフォントの種類を変更したいと 思います。 現時点では日本語フォントへの変更は うまくいきませんが、 時間と共に対応されていく 可能性は高いでしょう。 ここでは「表全体のフォントの種類を Arial に変更して」と要求します。 テーブルのフォントが変更されました。 さらにテーブルのヘッダーとフッターを 変更していきます。 ヘッダーにある「フィルター」ボタンを 削除してみましょう。 「フィルターボタンをオフにして」 と要求します。 ヘッダーのフィルターが 削除されました。 次に最終行に合計を 追加したいと思います。 フッターが追加されました。 最後に表全体の列幅を 自動調整しておきたいと思います。 列幅をが調整されました。 繰り返しになりますが、 Copilot は列名と見出し名、 どちらで使えても認識します。 また、表全体など操作対象を 具体的にすることで 曖昧さをなくし、 思い通りの結果が手に入ります。 Copilot を使用した書式設定は Excel をよく知っている人には かなり初歩的な操作です。 ショートカットキーなどを使って 行った方が速いことも多いでしょう。 しかし、目的は Copilot が 直感的に理解し操作できることを 知ることにあります。 プロンプトを入力し ワークフローを簡素化することは データ分析をしていくための 基本操作となります。 書式設定は初歩的なスタート地点ですが、 データ分析の重要性を考えると Copilot を始めるには最適です。

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