コース: チェンジマネジメントで働き方のデジタルトランスフォーメーションを推進する

事例からアンバサダーの有用性を知る

実際のところ 改革に取り組む企業の中では アンバサダーは どのように活躍しているのでしょうか。 実際にアンバサダーという存在を配置して デジタルトランスフォーメーションに 取り組んだ事例を 一緒に見ていきましょう。 それでは小売製造業の事例を 見てみましょう。 この企業では IT 部門が事務局となり IT 部門の役員が スポンサーとして推進する形で 社内アンバサダーを部門横断的に 全社に配置することになりました。 予め事務局がアンバサダーの役割を 明確化し、そして情報共有の方法や 情報共有の頻度を 具体的にしていました。 加えて事務局の働きかけで IT 部門の役員だけでなく 他の役員層も前向きになり 全社的な働きかけが功を奏して 変革を加速させている動きとなっています。 同じく小売製造業の事例になります。 この企業では若手の社員が 役員ひとりひとりに対して IT ツールについて活用方法などを指南する リバースメンター制度という 制度を導入しました。 若手の職員と役員が 1対1、ペアとなって 活用方法などを話し合う 相談し合う リバースメンター制度になっています。 この制度を導入することで 若手社員をアンバサダー化することで 若手社員自身の士気も高まり かつ以前はあまり前のめりではなかった 役員の意識や気持ちにも 変化が出てきている というふうな声を聞いています。 以上で他社の事例に見る アンバサダーの活用方法について 学びました。 ぜひアンバサダーをどのように 活用、そして浸透させるのか 参考にしてみてください。

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