コース: チェンジマネジメントで働き方のデジタルトランスフォーメーションを推進する

KPI効果測定の勘所をつかむ

目標に対して、日々の活動の中から 何を KPI に設定すればいいか 迷うことが多いと思います。 そこで、 KPI の見つけ方と 効果的な測定の勘所について 解説します。 KPI を使った効果測定における 重要なポイント、勘所は5つあります。 実行する施策によって変化するものを KPI の指標にします。 減らせるもの、増やせるもの、満足度の 視点で検討すると 評価対象と KPI が見えてきます。 測定と評価の際は 何がどう変わる/変わったのか その変化はポジティブなのか、 ネガティブなのかを慎重に捉えることが 重要です。 捉えた内容が施策に期待した効果と結果に なっているかを照らし合わせることで その効果を判断することができます。 そして KGI を明確に定義し 意識した上で、KPI を 検討、定義することが重要になります。 働き方改革を例に よくあげられる KPI を紹介します。 施策が TV 会議とチャットを使った 新しいコラボレーションツールの利用の場合 減らせるものは 出張経費、電話代、印刷コスト 不要な社内会議の時間などがあげられます。 増やせるものは 顧客訪問回数、TV 会議の回数 部門間や拠点間のコミュニケーションの 回数です。 満足度は 社員満足度アンケート 座談会などです。 ほとんどが定量的に測れるものを 指標にしますが 満足度調査や座談会などを使い 数値では表せない対象者の意識や 生の声も収集します。 定量的な結果と定性的な結果を 組み合わせることで、よりリアルな効果を 把握することが可能になります。 大切なポイントです。 覚えておきましょう。

目次