コース: 自分自身をリードする
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目標を設定する
SMART ゴールを知っていますか。 具体的、測定可能、達成可能、現実的、 期限の頭文字をとったものです。 これを使うと、自由に考えられず、 退屈に感じることが多いでしょう。 上司が割り当てる細かな作業に関する 実務的目標が多いのも特徴で、 「金曜までに報告書を提出する」などです。 スティーブ・ジョブズが iPhone を思いついたのは、 SMART ゴールのおかげだったとは 到底思えません。 SMART ゴールを使うと考えが 小さくまとまってしまいます。 自分自身を導くには、 頼まれたことだけをやるだけでは 足りません。 自分について戦略的目標を立ててください。 大きくて複雑で、終わった仕事を チェックする以上のことが必要な目標です。 例を挙げると、 「リーダーとしての能力を伸ばす」 「会社の革新性を高める」 「ライバルとの差別化を加速する」 などです。 戦略的目標で重要なのは、 あなたが重視することとそうでないことを 見極めながら、 将来を見据え、何に集中的に 取り組んでいきたいかを決めることです。 あなた自身の戦略的目標を立てるときは ２つのことを考えます。 １つ目は、その影響です。 目標は、個人、部署、会社の目的達成に 役立つか、達成したら 個人にどのような影響があるかを 考えてください。 最初から達成方法や測定方法を 決める必要はありませんが、 その目標によって与えたい影響は しっかり考えてください。 影響が小さいなら、 戦略的目標としてお勧めできません。 ２つ目は、意欲が湧くかです。 どんなにたくさん SMART ゴールを設定しても、 取り組む人がいなければ、 １つも達成できないでしょう。 戦略的目標を立てるときは なぜその目標があなたにとって 重要なのか考えてください。 困難に直面したらそれを克服してでも 達成したいと意欲が湧く目標ですか。 それなら、それはよい目標です。 意欲が湧かないなら、 他の目標を立ててください。 進み始める前に目標の細かいことを 決める必要はなく、 進みながら調整するといいでしょう。 目標が与える影響を考えて しっかり取り組めば、軌道に乗るでしょう。
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