コース: データ分析 入門1:基本

データベースのデータセットを学ぶ

コース: データ分析 入門1:基本

データベースのデータセットを学ぶ

次にデータベースを学んでいきましょう。 データベースを学習するために 最初に見るべき点は テーブル名です。 LearnData という名前の Access ファイルを開いています。 日付、Loginlog、 購読、User、UserSubscription、 動画カテゴリから 動画サブスクリプションまでの テーブル名は並んでいます。 それぞれのテーブルには どのようなデータが 格納されているのでしょうか。 まず、Loginlog テーブルから 見てみましょう。 テーブル名をダブルクリックします。 たくさんの ID 列が表示されました。 これらのデータは様々なデータと 紐づけるために用意されています。 ユーザーID 列は User テーブルと 紐づいています。 企業 ID、ログイン日時という フィールドもありますね。 これらのデータ型を 確認してみましょう。 デザインビューに切り替えます。 ログイン記録 ID は オートナンバー型です。 ユーザー ID は数値型、 ログイン日時は日付時刻型です。 テーブルを閉じます。 他のテーブルも見てみましょう。 購読テーブルを右クリックし デザインビューで表示します。 このようにテーブルの設定情報を 確認できます。 テーブルを閉じて 次に動画テーブルをダブルクリックします。 画面下部を確認すると、 42 本の動画データがあることが わかります。 動画データの中には ユーザーが見たことのある動画もあれば、 誰も見たことのない動画も 含まれています。 それではデザインビューを見てみましょう。 フィールドを下へスクロールします。 「合計秒数」を選択し 画面下のフィールドプロパティを見ると 詳細設定が確認できます。 テーブルを閉じます。 テーブル名、および フィールド名とデータ型の確認をしました。 次にリレーションシップ設定を 見てみましょう。 「データベースツール」タブをクリックし 「リレーションシップ」を選択します。 リレーションシップ画面を表示しても 何も表示されない場合は 「すべてのリレーションシップ」の ボタンをクリックしましょう。 このデータベースには リレーションシップがあり、 主キーが設定されていることがわかります。 なぜなら、主キーのアイコンの表示が 見えるからです。 リレーションシップを閉じます。 動画テーブルに関連付けられた データベースオブジェクトを確認します。 その場合、「データベースツール」タブを クリックし 「オブジェクトの依存関係」を選択します。 画面右上にある 「このオブジェクトに依存する オブジェクト」のオプションボタンを クリックします。 動画再生テーブルに 依存していることがわかります。 さらに翻訳可能クエリにも 依存していることがわかります。 次に「このオブジェクトが 依存するオブジェクト」をクリックし 「更新」をクリックします。 動画再生テーブルが表示されました。 このように各オブジェクトが どのオブジェクトと関連しているかを 確認することができます。 「オブジェクトの依存関係」を閉じます。 テーブルの次に見ていくのは、 クエリです。 翻訳可能クエリを ダブルクリックで開きます。 このクエリは 1769 レコード 表示されています。 デザインビューを見ます。 このクエリには4つのテーブルがあり 結合しています。 各テーブルから表示するフィールドを 選択しています。 クエリを閉じます。 変更を保存する必要はありません。 Managers Only という クエリがあります。 このクエリでは、マネージャー情報だけが 表示されるのでしょうか。 クエリをダブルクリックして 確認します。 620 レコード表示されています。 クエリ名が Managers Only ですから マネージャーであるユーザーの データだけが表示されています。 では、どうやってマネージャーだけを 抽出しているのでしょうか。 デザインビューに切り替えて 確認します。 Managers クエリと 結合していることがわかります。 次に Managers クエリが どのように設定されているのか 見ていきましょう。 Managers クエリを右クリックし デザインビューで開きます。 User テーブルを使用しています。 ユーザー ID フィールドの 抽出条件には、5000 以上、 という条件があります。 つまり、5000 以上のユーザー ID が マネージャーだということです。 2つのクエリを保存せずに閉じます。 テーブルとテーブル名、 フィールド名の付け方を 理解することからデータベースの 理解を始めました。 今回のようにクエリを確認することで 理解する方法も有益です。 このようにデータベースを見て どのようなデータを活用しているかを 理解していきます。

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