コース: データ分析 入門1:基本

既存データを検索する

コース: データ分析 入門1:基本

既存データを検索する

私たちが日頃目にする レポートや分析データは、 多くが社内システムやデータベースに 蓄積されたデータから 作成されています。 これまでのレポートやグラフの多くは、 手作業で作成したものです。 レポートやグラフの 基となったなったデータは、 どこにありますか? システムからどのように データを入手しましたか? もしくは、誰かがメールで 送ってくれたデータですか? さらに、このデータをシステムから エクスポートできますか? システムの内部にアクセス可能ですか? データを理解するために 質問はたくさんあります。 また、誰に質問するかも重要です。 例を見てみましょう。 マーケティングのジェーンが データ分析に使用しているデータは、 ティムから送られてきたものです。 そこで、ティムに質問しました。 「そのデータはどのように入手しているか 教えていただけますか?」 ティムはこう答えました。 「データベースでクエリを実行し、 エクスポートしたデータを ジェーンに送っているよ」と。 「では、私の環境でデータベースに接続し、 そのクエリを実行することは可能ですか?」 仮にティムが許可してくれれば、 適切な権限を与えられ、 データベースにアクセスできるでしょう。 データへのアクセス許可が下りることは、 難しいと想像できます。 社内データの扱いは、 会社組織のルールに従う必要があります。 もし、アクセス許可されれば、 データマイニングのプロセスが始まります。 このコースでは、 新しいデータベースやデータセットを 学ぶ際のコツやヒントを 紹介していきます。

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