コース: Lightroom 2020 基本講座

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彩度の調整

彩度の調整

このレッスンでは 自然な彩度と彩度で 写真の色を鮮やかにしたり 脱色をして白黒にするなど 彩度のコントロールについて 解説をします。 写真によって例えば 花の写真は鮮やかにすると 華やかになりますし 色鮮やかな食べ物の写真は 食欲をそそります。 また建物や風景など あえて脱色して、白黒にして 造形物の形や詳細を印象的にみせたり 彩度の調整で雰囲気ががらりと変わります。 編集パネルの 「カラー」のセクションでは 「自然な彩度」と「彩度」を コントロールできます。 どちらも彩度に関わるものですが どのような違いがあるかというと 「彩度」はスライダーを 右にドラッグすると 写真を構成するすべての色が 均一にあざやかになります。 数値が高すぎると どぎつくサイケなイメージに なりがちなので 微調整をするだけでも 十分効果が加わります。 マーカーをダブルクリックして 初期設定の0に戻して 今度は「自然な彩度」のマーカーを 右にドラッグしていくと 名前の通り自然に彩度を 上げることができます。 特に風景の青空や緑を 印象付けるのに有効です。 逆に左側にドラッグしていくと 徐々に脱色していき グレーになっていきます。 ただし自然な彩度では 最低値にしても、 色が残っているのが特徴です。 初期設定に戻します。 今度は「彩度」のスライダーを 左にドラッグしていくと 写真のすべての色が 均一に脱色していき 最小値にすると、 完全にグレースケール化します。 白黒画像にしたいときには この方法で脱色してもいいのですが 一旦元に戻して 「カラー」の上にある 「白黒」ボタンをクリックして 変換することもできます。 もう一度クリックすると 元のカラーに戻ります。 このようにカラーの彩度と 自然な彩度の違いがありますが 具体的にどのような使い分けを するのかというと 例えば「自然な彩度」で 数値を高めて、空や緑 花の鮮やかさを優先的に 強調します。 ここでは 80 まで高めてみました。 その上で「彩度」のスライダーを 少しずつ左にドラッグして 全体の彩度を均一に下げることで バランスよく鮮やかに見せます。 ここでは −12 に下げてみました。 元画像と調整後を 比較してみましょう。 このように違和感を押さえながら 鮮やかさを強調したいときには 「自然な彩度」を少しオーバー気味に かけておいてから…

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