コース: Lightroom 2020 基本講座

今すぐコースを受講しましょう

今すぐ登録して、23,200件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。

レンズ補正の使用

レンズ補正の使用

このレッスンでは、 レンズ特有のゆがみや 周辺光量不足などを 自動的に補正することができる レンズ補正について解説をします。 撮影したままの写真、 特に生データの RAW ファイルには、 レンズ特有のゆがみや 周辺光量不足などの 不具合が顕著に現れます。 Lightroom には レンズプロファイルが インストールされていますので レンズに適した補正ができます。 例えば、この写真は レンズによって 本来はまっすぐであるべき 水平線が少しくぼんでいるように見えます。 また周辺光量不足によって 四隅が少し暗くなっています。 これをプロファイルを使って 補正するには、 「編集」パネルの 「レンズ」を開いて 「レンズ補正を使用」に チェックを入れます。 自動的に水平線が真っすぐになり 四隅が明るく補正されました。 下のインフォメーションをクリックすると どのような補正が施されたのかを 確認できますし 右側の三角形ボタンをクリックして オプションを開くと さらにゆがみ補正や 周辺光量調整の微調整ができます。 ゆがみ補正のスライダーを 右にドラッグすると、 ゆがみ補正をさらに強めますし 左にドラッグすると 元の状態に近づきます。 ダブルクリックで ゆがみ補正適用直後の状態に戻します。 周辺光量調整のスライダーも 右にドラッグすると 四隅がさらに明るくなり 左にドラッグすると暗くなります。 ここでは、明るく補正されすぎているので バランスよく明るくなるように 50 に設定しました。 このようにプロファイルが インストールされていれば 自動的に適用されますが、 場合によっては、 手動でメーカーやモデル、 プロファイルを変更することができます。 またプロファイルが インストールされていないレンズの場合は 当然ですが、 プロファイル名が表示されていません。 その場合は 「プロファイルを手動で選択」を クリックして、 一覧から選ぶ必要があります。 ただ、プロファイルがない場合でも 手動でこれらの補正をすることができます。 レンズによるゆがみは、 「ジオメトリ」パネルの 「手動変形」を開いて 「ゆがみ」で修正をします。 ここでは「切り抜きを制限」に チェックを入れて 補正によって生じる余白を 自動的に切り落とす設定をして ゆがみのスライダーを ドラッグして補正します。 ここでは、14…

目次