コース: Lightroom 2020 基本講座

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Uprightによる遠近法のゆがみの補正

Uprightによる遠近法のゆがみの補正 - Lightroomのチュートリアル

コース: Lightroom 2020 基本講座

Uprightによる遠近法のゆがみの補正

このレッスンでは 遠近法によるゆがみを Lightroom の Upright 機能を使って 水平、垂直方向に補正したり 真正面から見たように、ある程度 自動的に補正する方法を解説します。 本来は真四角であったり 長方形の被写体を斜め方向から 撮影することで、遠近法による パースのゆがみが生じます。 同じ長さでも手前は長く 遠くなるほど短く見えます。 このような遠近感によるゆがみを 簡単に補正できるのが Lightroom のアップライト機能です。 例えばこの写真は ややカメラが傾いた状態で 撮影してしまったために 壁面が傾いています。 また下から上に向けて撮影をしているので 壁面全体が末広がりになっている 構図となっています。 傾きを直すのであれば 「切り抜きと回転」をクリックして 「自動」をクリックすると おまかせで傾きを直すことができますが 末広がりの遠近感のゆがみは 補正できません。 そのようなときには 一旦「初期化」をクリックして 「編集」の「ジオメトリ」を開きます。 ここに「Upringht」という パースによるゆがみを自動補正をする 機能があります。 初期設定ではオフになっていますが ここをクリックすると 「ガイド付き」「自動」「レベル」 「垂直方向」「フル」の項目があります。 まずは「自動」を試してみます。 バランスよく補正されていますが よく見ると建物の縦のラインが まだ傾いています。 「レベル」は水平ラインのゆがみを 補正します。 「垂直方向」は垂直のパースのゆがみを 補正します。 建物の壁のラインが まっすぐ平行になります。 「フル」はこの写真の場合は 水平、垂直どちらも まっすぐになるように補正します。 写真によっては 真正面から見たように 強力に補正をするため 自然な印象に見せるのであれば 「自動」を選びます。 また写真の基準としたい面 つまり真正面から見ている 基準となる面を 手動で指定して切り抜くという方法も あります。 ここで一旦「Upringht」で 「オフ」を選んでリセットします。 「ガイド付き」を選ぶか または右側のラインが重なっている ボタンをクリックして ここでは建物のパースの付いている 壁面を縦横の線で囲みます。 +印のポインターを 壁の縦のライン上でクリックをして ラインに沿ってドラッグをして マウスボタンを放します。…

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