コース: Lightroom 2022 基本講座

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テクスチャと明瞭度による強調とソフト化

テクスチャと明瞭度による強調とソフト化

コース: Lightroom 2022 基本講座

テクスチャと明瞭度による強調とソフト化

このレッスンでは テクスチャと明瞭度の特徴と 細部を強調したり、 逆にソフトにぼかして 利用する方法を解説します。 「編集」の効果パネルには、 写真をよりくっきりと強調したり、 逆に和らげてみせる効果が まとめられています。 中でもテクスチャは より細かい部分、 例えば毛髪や細かい模様などを くっきり強調します。 これはディテールにある 「シャープ」にも似ていますが、 「効果」の「テクスチャ」は 強調しても、 色の変化が少なく より輪郭をくっきりと 効果的に見せるのが特徴です。 このように最高値の 100 に設定をしても ノイズを抑えた状態で 的確に建物の詳細を くっきりと見せることができます。 さらに輪郭もありの明暗を強調するには、 「明瞭度」を高めます。 「明瞭度」を右にドラッグすると、 みるみる明暗の差が大きくなり、 結果コントラストが強調されたという 印象になります。 どうしてそう見えるのかを ヒストグラムで確認することができます。 ヒストグラムを表示するには 「ツール」の3つの点のボタンを クリックして、 「ヒストグラムを表示」を選びます。 ヒストグラムとは 写真を構成している色のピクセルが 暗い部分から明るい部分まで どのように分布しているのかを 表しています。 山型の密度の高い領域に 色のピクセルが多く分布しています。 「明瞭度」のスライダーを 右にドラッグして高めると、 中央の山が 左右に広がっていくのがわかります。 つまり白とびや黒つぶれを できるだけ抑えつつ、 中間調のコントラストを高めているので、 明暗の差が強調されています。 今度は逆に明瞭度のスライダーを 左にドラッグしていきます。 すると徐々にソフトにぼけていき、 ヒストグラムを見ると、 左右の山が中央に寄っていきます。 ややコントラストが弱まりますが、 すべてが均一に ソフトになるのではなく、 テクスチャの強調により、 見せたい輪郭は残しながら、 それ以外をソフトに ぼかすことができます。 あえて極端な設定値で HDR 風や 幻想的なアレンジをするのもいいですし、 補正の仕上げツールとして 隠し味程度にインパクトを加えたり、 ソフトにするのにもとても効果的です。 尚、このテクスチャと明瞭度は、 「マスク」にある 「ブラシ」「線形グラデーション」 「円形グラデーション」にもありますので、…

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