コース: Lightroom CC 2019 基本講座

色調プリセットの使用

このレッスンでは Lightroom CC に 多数用意されている 写真の見た目を簡単に変えることができる 色調や効果のプリセットについて 解説をします。 オリジナルのプリセットも作成して 利用できます。 プリセットを開くには いずれかのツールを選びます。 すると画面の右下に 「プリセット」と表示されますので ここをクリックします。 パネルの左側に プリセットパネルが開きます。 初期設定では 「カラー」「クリエイティブ」「白黒」 「カーブ」「シャープ」「周辺光量補正」 「粒子」「ユーザープリセット」 があります。 それぞれをクリックすると 関連する様々な効果の 項目が並んでいます。 試したいプリセットに マウスポインタを重ねると、 効果がプレビューされるので 適用しなくても 効果を切り替えて試せます。 「カラー」は明るさ、コントラスト、 カラーの調整といったスタンダードな調整で 「クリエイティブ」はあえて 色調の変化を楽しむ効果です。 「白黒」は モノクロのバリエーションが並びます。 「カーブ」ではクロスプロセスなど フィルム現像風や 「シャープ」では エッジをくっきりとさせる量を選びます。 「周辺光量補正」では あえてレンズやレンズフードなどによる 写真の縁が淡く、暗くなる けられ効果で古めかしさを強調したり 「粒子」ではざらつき感を加えたりします。 これらのいずれか ひとつのプリセットだけでもいいですし さらに 重ねがけをすることもできます。 プリセットに限らず もちろん右側のパネルで 「シャドウ」と「白レベル」を高めたり さらに「効果」パネルで 「明瞭度」を強調して 「ディテール」の「シャープ」も高めて 独特の効果を作ります。 この効果をオリジナルのプリセットとして 保存しておくと 後から他の画像にも 同じ効果を何度でも加えられます。 プリセットパネルの右上にある 3つの点のボタンをクリックして 「プリセットを作成」を選びます。 名前に、ここでは 「懐古調」と入力して 「保存」をクリックして ユーザープリセットを開くと ここに「懐古調」が追加されています。 ここで他の写真を開いて 登録したプリセットをクリックすると あっという間に同じ効果が加えられます。 この様にオリジナルで作成したプリセットは ユーザープリセットに 次々追加されていきますが プリセット名を右クリックして 名前を変更したり、 さらに調整を加えて 「現在の設定で更新」で 効果を上書きしたり 不要なプリセットは 「削除」を選んで削除します。 また、複数のプリセットを適用した場合は 効果をひとつずつ 解除することはできませんが 元の状態に戻したい時には shift+R キーを押して 初期化します。 この様に登録したユーザープリセットは 同期されるので、 他のデバイスの Lightroom CC でも 使用できます。 以上、色調や各種効果の プリセットを使用したり オリジナルのプリセットを作成して 利用する方法でした。

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