コース: Lightroom CC 2019 基本講座

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彩度の調整

彩度の調整

このレッスンでは、「自然な彩度」と 「彩度」で、写真の色を鮮やかにしたり 脱色をして白黒にするなど 彩度のコントロールについて解説をします。 写真によって、例えば花の写真は 鮮やかにすると華やかになりますし 色鮮やかな食べ物の写真は 食欲をそそります。 また、建物や風景などをあえて脱色して 白黒にして、造形物の形や詳細を 印象的に見せたりなど 彩度の調整で雰囲気ががらりと変わります。 「編集」パネルの 「カラー」の調整セクションでは 「自然な彩度」と 「彩度」をコントロールできます。 どちらも彩度に関わるものですが どのような違いがあるかというと 「彩度」はスライダーを右にドラッグすると 写真を構成するすべての色が 均一に鮮やかになります。 数値が高すぎると、どぎつくサイケな イメージになりがちなので 微調整するだけでも効果が十分加わります。 マーカーをダブルクリックして 初期設定に戻して 今度は「自然な彩度」のスライダーを ドラッグして高めます。 すると写真を構成する 中間の明るさのカラーの彩度を高めるために 名前通りに自然に彩度を 上げることができます。 特に風景の青空や緑を 印象付けるのに有効です。 逆に、左側にドラッグすると 徐々に脱色していき グレーになっていきます。 ただし、「自然な彩度」の特徴は 最低値に設定しても 色が残っているのが特徴です。 初期設定に戻します。 今度は「彩度」のスライダーを 左にドラッグしていくと 写真全ての色が均一に脱色していき 最小値にすると完全に グレースケール化します。 白黒画像にしたい時には この方法で脱色してもいいのですが 一旦元に戻して 「編集」パネルの右上にある 「白黒」ボタンをクリックして 変換することもできます。 もう一度クリックするとカラーに戻ります。 このようにカラーの「彩度」と 「自然な彩度」の違いがありますが 具体的にどのように使い分けるのかというと 例えば「自然な彩度」を高めて 緑や空、花の鮮やかさを 優先的に強調します。 ここでは 82 まで高めてみました。 その上で「彩度」のスライダーを少しずつ 左にドラッグして、全体の彩度を 均一に下げることで、バランスよく 鮮やかに見せます。 ここでは、-21 に下げました。 元画像と調整後を比較してみましょう。 このように違和感なく鮮やかさを…

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