コース: Lightroom CC 2019 基本講座

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周辺光量不足を補正

周辺光量不足を補正

このレッスンでは 周辺光量不足による、写真の角の 暗い枠を取り除く方法を解説します。 周辺光量不足による現象として レンズの特性によって 写真の四隅に暗く淡い枠が 写り込んでしまうことがあります。 このような不具合を Lightroom CC のレンズによる プロファイルで 自動的に補正したり 周辺光量補正を手動で調整して 取り除きます。 「編集」の「レンズ」を開くと 「レンズの補正を使用」があります。 ここにチェックが入っているかどうかを 確認してみましょう。 チェックが入っていない場合は クリックして有効にします。 Lightroom CC に 撮影したレンズのプロファイルが インストールされていれば レンズ特有の歪み補正とともに 周辺光量不足の補正が 自動的に適用されます。 プロファイルによる補正が 適用されている場合は 「周辺光量調整」のコントロールが 有効になりますので スライダーを右にドラッグすると、 四隅が明るくなりますし、 左にドラッグすると 四隅が暗くなります。 適度な明るさになるように 調整をします。 ここまではレンズのプロファイルが ある場合でしたが この写真のように レンズのプロファイルが インストールされていない場合は 周辺光量調整は適用されません。 そのような時には手動で 調整することもできます。 「効果」を開いて 「周辺光量補正」のスライダーを この場合は右にドラッグすると 四隅が明るくなります。 あまり極端に高めると 周囲が白くなりすぎるので わずかにとどめておきます。 ここでは 16 に設定しました。 その上で右側のボタンをクリックして 周辺光量補正のオプションを開きます。 「周辺光量補正」の下に 「中心点」「丸み」「ぼかし」 「ハイライト」があります。 中心点は写真の中央から 補正をする枠までの大きさで 右にドラッグして数値が大きいほど 縁に近い領域を補正します。 Mac では option キーを、 Windows では Alt キーを押しながら ドラッグをすると、 中心点の領域が可視化されて 判断しやすくなります。 ここでは 76 に設定をします。 「丸み」は数値が大きいほど 補正効果の形が真円に近くなり 数値が小さいほど楕円形から 矩形に近づきます。 ここでは −28 の やや楕円よりにします。 「ぼかし」は周辺光量補正の…

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