コース: Lightroom CC 2019 基本講座

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偽色と色収差の軽減

偽色と色収差の軽減

このレッスンでは 写真に不要なまだらな色が映り込むモアレや 写真のエッジに現れるフリンジと呼ばれる 色収差による不自然な色の帯を 目立たなくする方法を解説します。 偽色は写真に生じる 嬉しくない現象のひとつで 本来存在しない色が デジタルカメラのイメージセンサーに 写り込んでしまう、 いわゆるモアレも含まれます。 デジタルカメラメーカーは この問題に対応すべく ローパスフィルターを イメージセンサーに付けて モアレなどを解消させていますが ローパスフィルターをつけていなかったり、 またローパスフィルターの効き目が弱いと 必然的に偽色が生じてしまいます。 Lightroom ではこの様なモアレなどを 写真全体から取り除いたり、 または部分的に取り除くことができます。 偽色を写真全体から取り除くには 「編集」の「ディテール」から 「偽色の軽減」のスライダーを 右にドラッグします。 まだらな色の斑点が消えていきますが 数値を高めすぎると、 写真全体の色味に 影響することがあるので 斑点が消えたところで 止めておきます。 ここでは 41 に設定しました。 偽色の軽減には右側に オプションボタンがあるので クリックをすると、 さらに「ディテール」と「滑らかさ」の コントロールが追加されていますので 必要に応じて調整します。 また、部分的にモアレを消したい という時には 「ブラシ」「線形グラデーション」 「円形グラデーション」の ツールを選びます。 ここでは「ブラシ」を選んで モアレを消したい部分の大きさに合わせて ブラシのサイズを調整します。 ここでは 15 に設定をして 右側のオプションを開いて 「ぼかし」「流量」「密度」の 設定をします。 ここではそれぞれ 100 に設定をして 「自動マスク」のチェックを 外しておきます。 自由に領域を指定します。 調整領域で右クリックをして 「すべてのスライダーをリセット」を クリックしてから 下の方にスクロールして 「モアレ」の数値を、ここでは 40 に設定をして モアレの部分をドラッグすると この様に目立たなくなりました。 モアレはイメージセンサーが原因でしたが もうひとつの本来存在しない色が 写り込んでしまう現象として 色収差、フリンジがあります。 こちらはレンズが原因で 生じる不具合で レンズを通過する光の情報は…

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