コース: Lightroom CC 2019 基本講座

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Uprightによる遠近法ゆがみの補正

Uprightによる遠近法ゆがみの補正 - Photoshopのチュートリアル

コース: Lightroom CC 2019 基本講座

Uprightによる遠近法ゆがみの補正

このレッスンでは遠近法によるゆがみを Lightroom CC の Upright 機能を使って 水平、垂直方向に補正したり、 真正面から見た様に ある程度自動的に補正する方法を 解説します。 本来は真四角であったり 長方形の被写体を斜め方向から 撮影することで 遠近法によるパースのゆがみが生じます。 同じ長さでも手前は長く、 遠くなるほど短く見えます。 この様な遠近感によるゆがみを 簡単に補正できるのが Lightroom CC の Upright 機能です。 この写真はややカメラが傾いた状態で 撮影されてしまったために 建物が傾いています。 また下から上に向けて撮影しているので 建物全体が 末広がりになって見えています。 さらに水平をどこに合わせるべきなのか 悩む構図となっています。 傾きを単純に直すのであれば 「切り抜きと回転」の 「自動」をクリックします。 ある程度おまかせで 水平を正すことができましたが 遠近感のゆがみは補正できません。 そのような時には 「編集」の「ジオメトリ」を開きます。 ここに Upright という パースや傾きによるゆがみを 自動補正する機能があります。 初期設定ではオフになっていますが ここをクリックすると、 「ガイド付き」「自動」「レベル」 「垂直方向」「フル」の項目があります。 まずは「自動」を試してみましょう。 バランスよく補正されていますが よく見ると、建物の水平のラインが まだ傾いています。 「レベル」は 水平ラインの傾きのみを補正します。 「垂直方向」は 垂直のパースのゆがみを補正します。 建物の壁のラインがまっすぐ、 平行になります。 ただし先ほどの末広がりの裾を すぼめる形になるので 写真にくさび形の余白が生じてしまいます。 また「フル」は、この写真の場合、 水平、垂直どちらもまっすぐになるように 補正します。 写真によっては真正面から見た様に 強力に補正をするため、 自然な印象に見せるのであれば 「自動」を選びます。 また写真の基準としたい面、 つまり真正面から見ている基準となる面を 手動で指定して切り抜く という方法もあります。 Upright から「ガイド付き」を選ぶか またはラインが重なっている ボタンをクリックして、 ここでは 建物の壁の縦のラインに沿って まず2本のラインを引きます。…

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