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物体検出とは

物体検出とは

このレッスンでは、 物体検出について、 理解を深めます。 画像に写っているものは何かを 検出する機能です。 前のレッスンの 画像分類との違いを含めて、 見ていきましょう。 物体検出・空間分析の機能は 2つです。 1つ目が、物体の位置情報です。 これは、単にタグ付けするだけではなく、 物体の位置、つまり境界の座標を 応答する機能です。 動画内の人の存在と動きの検出とは、 ある領域の人数をカウントしたり、 入り口など、特定の場所を通って 中に入った人、出ていった人を 監視したり、 密度、ソーシャルディスタンスを 検出したりする機能です。 物体検出について、 もう少し見ていきましょう。 画像分類は、それは何の画像かで 画像ファイルを分類する機能でした。 それに対して、物体検出は、 何が写っているかという情報を 抽出するものです。 単に、何が写っているかだけを 抽出するわけではなく、 そのオブジェクトの位置を 識別することもできます。 例えば、これらの画像に対して、 最初の画像には、 この位置に、フォークが写っています。 次の画像では、この位置に ハサミが写っています。 3枚目、4枚目の画像についても、 フォークが写っています、 ハサミが写っています、のように、 何が写っているかを答えるというものです。 このとき、物体の素材や 位置、向きによらずに、 その物体を検出できるということに 注意してください。 このレッスンの最後に、 空間分析について、 考えていきましょう。 空間分析の機能として、3つ挙げます。 1つが、人数のカウント。 2つ目が、入り口でのカウント。 そして、3つ目が、 ソーシャルディスタンスです。 言葉だけだと、 少しわかりずらいかもしれません。 実際のサンプル動画で、 内容を確認したいと思います。 1つ目の、人数のカウントです。 この動画内では、 「6人の人が写っています」 ということを認識しています。 そして、人の移動に合わせて、 境界ボックスも移動していることに 注目してください。 入り口でのカウントです。 これは、入り口など、 特定の場所を通って、 ある領域に入ってきた人、 出ていった人を 監視することができる機能です。 また、それぞれの人が 特定の領域にどれだけの時間いたかも、 識別することができます。 ソーシャルディスタンスを 識別する機能です。…

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