コース: Macの写真アプリ基本講座

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ビネットによる補正と効果

ビネットによる補正と効果 - 写真のチュートリアル

コース: Macの写真アプリ基本講座

ビネットによる補正と効果

このレッスンでは写真アプリの 編集にあるビネットを使って 写真の角にある黒い枠を 目立たなく補正したり 逆に周囲を暗くしたり 明るくして被写体を引き立てる効果に 利用する方法を解説します。 レンズの特性によって 写真の四隅が暗く写っていたり レンズのフードやフィルタなどが 写り込んでしまう いわゆるけられによって 四隅が暗くなることがあります。 このような現象を目立たなくするためには [編集]の[調整]で [ビネット]を利用します。 本来はこのような現象を わざと作り出して 効果として用いるツールなのですが これを利用して 周辺光量不足や けられを目立たなくすることができます。 ビネットを開いて [強度]で明るくする 量を調整します。 左にドラッグすると 明るくなります。 ここでは −0.2 に設定してみます。 半径は写真の中心から 効果が加わるまでのサイズの設定をします。 数値が大きいほど 効果が加わる幅が広がり 小さいほど狭まります。 ここでは 0.25 に 設定してみます。 柔らかさはビネットの効果の 不透明度です。 数値が大きいほど 不透明度が増して 効果が強く適用されます。 ここでは0に設定しています。 改めて[強度]のスライダーで 四隅の暗さがほどよく明るくなるように 微調整します。 ここでは −1.6 に再調整しました。 冒頭でも述べたように 本来は効果を加えるためのツールなので 四隅の暗さを完全に消すことはできませんが 適用前と適用後を 比較するボタンを長押しすると 適用前と適用後でこのように 四隅の暗さを解消しました。 被写体を注目させるための効果として 使う場合は [ビネット]を開いて 半径を 0.5 に設定したうえで [強度]のスライダーを 左にドラッグすると 周囲が明るくなって 幻想的なイメージになります。 逆に右にドラッグすると 周囲が暗くなるので 明るい花が引き立ちます。 この時に柔らかさを高めると 枠と被写体との 境界がソフトに馴染んで より自然に見せることができます。 ここでは 0.7 に設定しました。 このように写真の四隅の黒ずみを 明るく補正したり 被写体を注目させる効果として ビネットを活用しましょう。 以上、ビネットツールの使い方でした。

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