コース: Photoshop 基本講座：デザイン
レイヤーの描画モードを理解する
レイヤーパネルにおける、 描画モードを理解し、 それを使い分けると、 非常に簡単に、 画像編集に役立てることができます。 ここでは、例題として、 このような画像に、 テクスチャの画像を適用してみる、 そのような場面を想定してみます。 まず、レイヤーパネルを開きます。 レイヤーパネルは、 「ウィンドウ」メニューから 「レイヤー」を選択します。 ここでは、 一番上のレイヤーとして、 この車の画像、 そして、その下に、 このようなテクスチャの画像を 配置してあります。 そして、通常、描画モードは、 ひとつ上のレイヤーを ひとつ下のレイヤーの画像に、 さまざまな効果でブレンドしていく、 掛け合わせる、 そのような画像合成を可能にする ツールになります。 まず、ブレンドするレイヤーを 選択されていることを確認し、 レイヤーパネルの このプルダウンメニューを開いていきます。 ここが、レイヤーの描画モードの プルダウンメニューになります。 通常レイヤーを設定すると、 すべてこの通常という 描画モードに設定されてあります。 ここから、さまざまな適切な 描画モードを選択していきます。 このように、選択する前に、 特定の描画モードの上に カーソルを合わせるだけで、 このように、作業中の画面に プレビューを見ることができます。 これらを見ながら、 適切なものを選んでいきます。 例えば、ここで オーバーレイを選択してみます。 そうすると、このように 元々２つの独立した画像が ブレンドされて、 ひとつの画像のように見えると思います。 このように、適切なものを選び、 クリックして、決定します。 そうすると、 この最初の一番上のレイヤー、 これには、「オーバーレイ」という 描画モードが加わり、 そして、このレイヤーが 下のこの画像にブレンドされるという 働きを確認できると思います。 また、このとき注意すべきは、 レイヤーの数が３つ以上の場合には、 一番上に、このように、 描画モードを設定した際に、 これより下の階層にある すべてのものに、 このブレンドモードが適用されます。 その際に、 このレイヤーを ひとつ下の階層のレイヤーにだけ 適用する場合には、 option キー、 Windows の場合は Alt キーを押しながら、 レイヤーとレイヤーの間に カーソルを合わせ、 そうすると、このように、 カーソルが変わるのがわかります。 これをすることによって、 特定の描画モードを、 ひとつ下の階層にだけ適用する、 そのような レイヤーの管理の仕方もあります。 このように、 レイヤーパネルにおける 描画モードというのは、 視覚的に選択することができ、 しかも非常に簡単に、 画像編集に役立つので、 ぜひ活用してみてください。
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