コース: Premiere Rush 基本講座

Premiere Proにプロジェクトを移行する - Premiere Rushのチュートリアル

コース: Premiere Rush 基本講座

Premiere Proにプロジェクトを移行する

このレッスンでは Rush で作成したプロジェクトを Premiere Pro で開く手順を ご紹介します。 Rush ではかなり高度な 編集が行えるんですが やはりフル機能の ビデオ編集ソフトではないので この中ではできないこと というのも数多く存在します。 そんなときには Adobe の上位のビデオ編集ソフトである Premiere Pro の方で Rush の編集結果を開いて さらに加工を加えることができます。 では、今こんな感じで 編集した内容があります。 ムービーを繋いで 文字も入れて そして音も若干いじってある という状態ですね。 そしてプロジェクトのところを見ると このようなものが入ってます。 では、クラウド上に Rush のプロジェクトが保存されてる状態 この状態で Premiere Pro の方を 立ち上げます。 では Premiere Pro に移動します。 こちらが Premiere Pro の起動画面ですね。 通常は新規プロジェクトとか プロジェクトを開くといったところから 作業を始めるんですが その下に 「Premiere Rush プロジェクトを開く」 こちらがあります。 前提として Rush と同じ Adobe ID で ログインされてる状態ですね。 その状態で、この 「Premiere Rush プロジェクトを開く」 これを実行します。 そうすると、 さっき Rush 上で出てきたのと一緒ですね。 Rush のプロジェクト クラウド上に保存されてるものが こちらに出てくるので これをクリックします。 そうすると、データが ダウンロードされてきて そして、こちらの方に Rush と同じ内容が再現されます。 では全体を見てみると 再生してみると Rush で加えたのと全く同じ 文字が入っていて トランジションのかけ方なんかも 同じですね。 この時点で、このビデオのデータ こちらはローカル、 つまりパソコンのハードディスクの方に 移行されます。 Premiere Pro は クラウド上での作業ができないので 全部ハードディスク上にダウンロードされて そして、この書類の中の Premiere Pro のフォルダー その中に「変換された Rush プロジェクト」 として保存されます。 もしこれ、改めて どこかのフォルダーに保存したい という場合には 「ファイル」メニューの 「プロジェクトマネージャー」 というものですね。 こちらを使って 「ファイルをコピーして収集」 という選択を選んだ上で 保存先を選んで そして保存を行うと 素材も含めて全部 きちんとまとめて保存してくれます。 Premiere Pro に持ってくると たとえば一番違うのが エフェクトとか トランジションの種類ですね。 ビデオのトランジションなんかも Rush は3種類ぐらいしかないですが Premiere Pro に持ってくると 例えば Rush にないような こんなですね 違う効果を使うこともできます。 また、Rush の方には 色の調整ぐらいしかないですが Premiere Pro を使えば 一例として、例えば この「ブラー」なんてエフェクトを使うと 画面に、こんなぼかしを かけることができます。 そしてこれも一定ではなく 例えば 始まってタイトルが出るところは ぼけていて キーフレームというのを使うと 項目をアニメーションさせて だんだんピントが合ってくる。 こんな効果を作ることもできます。 Rush で手軽に作ったものを より作り込む そんな感じでもいいですし 例えば出先で撮影したもの、 それを移動中にとりあえず iPhone または iPad の Rush で ラフに編集しておいて 帰ってから Premiere Pro で仕上げる そのようなやり方をしても いいかなと思います。 Premiere Pro、絡めてあげると より表現力が広がっていきます。 このような発展的な作業に移行できる所も Rush の魅力となってます。 こちらもぜひ活用してください。

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