コース: プロンプトエンジニアリング基本講座

テキストの要約 - ChatGPTのチュートリアル

コース: プロンプトエンジニアリング基本講座

テキストの要約

ここまでプロンプトのテクニックについて 学んできて、 実際の業務でどのように活用すればいいのか 疑問を持っている方はいらっしゃいますか? このレッスン以降では、 実際にプロンプトにできることを 具体例を交えながら説明していきます。 まず、このレッスンでは、 プロンプトでできることのひとつである、 テキストの要約について 説明していきます。 まず、テキスト要約プロンプトは 「#役割」を与えます。 こちらは、「あなたはプロの編集者です」 というふうに役割を与えています。 次に、命令文。 「以下の文章を読み、 条件に従いながら文章を要約してください」 という命令を入力します。 次に、東京の観光の特徴ですね。 というところを「#文章」に入れています。 こちらの文章を 条件に従い要約するというような 命令になっていて、 「#条件」は、 「重要なキーワードを取りこぼさない」 「文章の意味を変更しない」 「架空の表現や言葉を使用しない」 などが挙げてあります。 また、「#出力形式」に関しては、 「要約した文章:」というところで 形式を与えています。 実際にこちらを ChatGPT に 入力して実行していきます。 入力しましたので、 実際に実行していきましょう。 このように要約することができました。 今回、新たに「#役割」というものを 記入しているので、 こちらについて解説します。 ChatGPT や生成 AI は、 汎用的にさまざまな回答ができる分、 デメリットとしては、 一般的な回答をしてしまう可能性も あります。 こちらのデメリットとしては、 例えば、小学生に ブラックホールの原理を教える際、 例えば、あなたが小学生に ブラックホールの原理について 説明するとします。 こちら、「#役割」を与えず、 単純に「ブラックホールの仕組み」 というものを ChatGPT に書くと、 おそらく、ChatGPT は 難しい用語を使い 説明をしてくるかもしれません。 そういった場合に、 再度、質問をする必要があり、 項数がかかってしまいます。 こちらを改善するために 「#役割」を与えます。 今回の「小学生にブラックホールの原理を 教える」という例で言うと、 「あなたは小学生の先生です」 こうすることによって、 小学生にもわかりやすく ブラックホールの説明が できるようになります。 今回、プロンプトのテクニックの ひとつとして、 テキストを要約するプロンプトについて 解説しました。 こちら、要約以外にも、 英語の文章を日本語に 翻訳するという文章としても プロンプトは役立ちます。 難しい文章を理解する際や、 海外の情報を日本語として 情報にインプットする際、 ぜひ、活用してみてください。

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