コース: プロンプトエンジニアリング基本講座

具体性をもたせる - ChatGPTのチュートリアル

コース: プロンプトエンジニアリング基本講座

具体性をもたせる

このレッスンでは、 前回説明した出力フォーマットの指定と 以前に説明しました N-shot プロンプティングを 応用させたテクニックについて 説明をさせていただきます。 まず、前回の出力フォーマットについて 復習をします。 例文は前回と同じで、 マンガについて詳しい人として 友人に紹介するというような 命令になっています。 前回は、タイトル、あらすじ、ジャンル、 完結しているか否かというものを 出力してもらいました。 こちらを実際に、 前回活用した ChatGPT を見ながら 説明していきます。 まず、「#命令」として、 「おすすめのマンガを 5つ紹介してください」という 命令に対して、 「#文脈」を記載しています。 「あなたは最新のマンガに詳しい マンガオタク」 「友人の好みはアクションと恋愛系」で、 「詳しくない友人に漫画を紹介します」 今回、 「#出力フォーマット」というところで、 「タイトル / あらすじ / ジャンル」 「完結しているか否か」 というところを入力しました。 こちらに対する出力が、 このようになっております。 「タイトル」「あらすじ」「ジャンル」 「完結」といったようなかたちで 説明をしていますが、 もし、このように、 「タイトル」「あらすじ」「ジャンル」 「完結」というところが、 冗長的であると感じたあなたは、 出力のフォーマットに対して1つ、 N-shot プロンプティングの テクニックとして、 「出力の具体例」というところを 入力します。 実際に入力しました。 まず、「#命令」から「#文脈」 「#出力フォーマット」までは 同じになります。 そこで、今回は、 出力フォーマットの1つの例として、 回答例を1つ提示しています。 「タイトル / あらすじ / ジャンル」 「完結しているか否か」に対して、 このように入力をしました。 こちらは、以前、ご説明しました N-shot プロンプティングの 応用になっています。 実際に、こちらを実行してみます。 出力された内容はこのようになっています。 「#出力フォーマットの具体例」と 同じように、 タイトルとあらすじ、ジャンルで 完結しているかいないかというふうに 記載しています。 出力フォーマットの具体例を 入力することによって、 以前、「#出力フォーマット」までしか 指定しませんでしたが、 より最適な出力をすることが 可能になりました。 おさらいをしますと、 「#命令」と「#文脈」と 「#出力フォーマット」については、 以前までのレッスンで テクニックを解説しました。 今回は、 N-shot プロンプティング というものも応用して、 出力フォーマットに対する 1つの具体例を記入しました。 こちらを入力することによって、 より出力形式の具体性が上がり、 精度の高いプロンプトを作ることが 可能になります。

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