コース: プロンプトエンジニアリング基本講座

質疑応答を行う - ChatGPTのチュートリアル

コース: プロンプトエンジニアリング基本講座

質疑応答を行う

今回も前回のレッスンに引き続き 実業務での具体的なプロンプトの作り方を 説明しています。 前回まではテキストの要約と 情報の抽出について解説しました。 今回は質疑応答を行う方法について 説明します。 質疑応答を行うプロンプトは 役割は与えません。 最初に命令を行います。 「以下の文脈に基づいて 質問に答えてください。」 「解答は短く簡潔にしてください。」 次に文脈を入力しています。 文脈を入力した後に 質問を入力します。 「近年、動物の代わりに 化学実験対象になったものはなんですか。」 というふうに質問をしています。 こちら情報の抽出プロンプトとは 似ていますが、質問形式なので、 こちらを注意してください。 最後に解答例を示しています。 実際にこちらを ChatGPT に 入力して実行してみます。 先ほどのテキストをそのまま 入力しました。 それでは、実行してみます。 こういった形で 質問に対する解答が出力されました。 この質問形式プロンプトを応用すると、 単に文章の中にある情報だけではなく 文章の中にある情報、 例えば議事録の内容や 社会のニュース情報などから 新しいアイデアを生み出すということも 可能になります。 実際にそちらも入力して 解説します。 今回の例では、ニュース記事から 成長する可能性のある ビジネスモデルについて質問をします。 文脈には生成 AI ができることを 列挙しています。 そこの中から質問として 「生成 AI を用いて収益化ができる ビジネスモデルはなんですか。」 というふうに入力しました、 実際にこちらを実行してみます。 (音声なし) こういったふうに ビジネスモデルを生成することが できました。 こちらからひとつを選び さらにどういった詳細なのかということを 生成することも可能です。 このレッスンでは、質疑応答を行う プロンプトについて説明しました。 単に文章の中にある情報について 質疑応答するだけでなく その他、新しいアイデア出しなど さまざまな活用方法があります。

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