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新任マネージャーとして信頼関係を築く

新任マネージャーとして信頼関係を築く

どの部下も仕事で成功して 最高の結果を出したいと思っていますが、 そのためには信頼できる上司が必要です。 あなたの部下も、あなたが来てから 最初の数か月、あなたの言動を観察し、 信頼できる人かどうか 判断しようとしています。 ですから、部下への第一印象が よくなるよう意識して振る舞い、 あなたと部下の今後のために、 部下に聞いた話は共有せず、 正直で約束を守る人になってください。 最初の3か月は、プロジェクトや 1対1のミーティングで、 またはランチ中に、部下について 多くを学ぶと思います。 仕事中の様子を知るだけでなく、 家族やプライベートも いろいろ教えてくれるかもしれません。 でも、信頼のためには、 聞いたことを誰にも言わないようにします。 進行中の仕事と無関係なら、 部下の話や健康状態などをチームの ほかのメンバーに 話さないようにしましょう。 想像してください。 あなたは上司に、 「実は家族がいま大変な状況なのです」 と説明して勤務時間の変更を お願いしました。 そのあと、あなたの変更依頼は無事、 承認されました。 2週間後、休憩室に入って行ったら、 部下があなたの家族の問題を 話していました。 どう思いますか。 噂話や情報の共有は、あっという間に 信頼関係を壊します。 絶対に避けてください。 そして、約束を守りましょう。 部下が上司になったばかりの あなたを知る手段は、行動しかありません。 だから、約束や納期を守らなかったり行動に 一貫性がなかったりすれば、 信頼を築けません。 有言実行です。 たとえば、ある上司は部下全員に、 必ず5時までに折り返し電話すると 約束しました。 私も同僚も、上司の忙しさを 知っていたので本気にしませんでしたが、 どんなに忙しくても、 5時までに折り返し電話をし、 その日のうちに問題を 解決してくれたのです。 だから、部下は全員、 「この人なら信頼できる」と思いました。 正直さも重要です。 正直に情報を共有すれば部下は、 自分たちのことを考えてくれていると感じ、 どんな情報もそのまま 伝えてくれるとわかると、 あなたの言葉を信じるようになります。 たとえば、 いきなり倒産を伝えられた従業員は、 突然暗闇にほうり出されたようで 怒りを感じるでしょう。 情報を隠されていたと感じる人も いるかもしれません。…

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