コース: WebアプリのためのHTML5 API 講座

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オブジェクトを受け渡す

オブジェクトを受け渡す

Web Workers を使う時 メインのウェブページから ワーカーに対して 複雑なオブジェクトを渡すことができます 同様に Web Workers は その結果として 複雑なオブジェクトをメインのウェブページに 返すこともできます このレッスンでは このように Web Workers とオブジェクトを 受け渡す方法について学びます サンプルのウェブページは ObjectEcho.html という名前で ワーカーに渡すために いくつかの情報を設定できます 一つ目のテキストボックスは ワーカーからどのくらいの数の 返信を得たいのかを示す整数で ここでは 5 を入力します 二つ目は返信と返信の間の ギャップについて定義します ここでは 2000 ミリ秒 を指定します [ワーカーを開始] ボタンをクリックして ワーカーにメッセージをポストします ここでポストされるメッセージは オブジェクトであり オブジェクトには 3 つのプロパティが含まれています 最初のプロパティは このように hi from worker 1 というあらかじめ決められた文字列です 二つ目のプロパティは 先ほど HTML で設定した numReplies という返信の数で ここでは 5 という数字になります 三つ目のプロパティは こちらも HTML で設定した gap という返信と返信の間の ギャップの長さです 実際にこれらのプロパティが 確認できるようになっています これら 3 つのプロパティを含む オブジェクトを作成し postMessage 関数に パラメータとしてそのオブジェクトを渡します 同様に Web Workers から 返ってくるレスポンスも オブジェクトになっています そこには元のメッセージを 大文字に変換したものも含まれています 後ろの数字は 全体の返信の数に対して いくつめの返信か を示しています それでは どのようにして Web Workers に オブジェクトを渡したり 返したりしているのかを見ていきましょう 実際のコードを開きます このサンプルのコードは 2 つのファイルで 構成されており メインのウェブページである Object.html と バックグラウンドで実行されるワーカーである ObjectEchoWorker.jsです このサンプルはウェブサーバーを通して…

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