コース: WebアプリのためのHTML5 API 講座

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メッセージの種類~メインスレッド編

メッセージの種類~メインスレッド編

このレッスンでは Web Workersを使って 素数を探す アプリケーションを使いながら メインページとワーカーで 通信するために メッセージの種類を 利用する方法を学びます メインのウェブページは PrimeNumberApp.htmlという名前で ウェブサーバーを通して 実行する必要があるため ここではローカルホストを通して 実行されるようになっています このサンプルでは ある範囲内にある すべての素数を取得するために ワーカーを使います 最初のテキストボックスに 下限の数として100を 次のテキストボックスに 上限の数として 80000を入力してみましょう そして [素数を探す]ボタンを クリックします すべての素数を探すには 少し時間がかかります この範囲内の すべての素数を取得した時 結果のメッセージが 送り返され そのメッセージには ワーカーの開始時刻と 終了時刻が表示されています そしてその時間の間に 検出された すべての素数も 表示されています 何かがうまくいかなかった場合 それを把握するために ワーカーからエラーメッセージが 送られてくることもあります このサンプルでは 上限の数が 下限の数よりも少ない場合 エラーメッセージが 返されます 上限の数を 8に変更して 再度 [素数を探す] ボタンを クリックすると このように 先ほどとは違う種類の メッセージが表示されました これがエラーメッセージです 下限の数が 上限の数よりも大きくなっています これでは 検索が動作しません そのため 通常の結果メッセージとは別に エラーメッセージを返すことも 必要になります ここでひとつ重要な点として ワーカーの中 でこのように 正常に動作しない場合があるとき 例外をスローしてはいけません ワーカーからメインページに 通信をおこなうための 唯一の方法は postMessage関数を 呼び出すことのみです そして それが通常のメッセージか エラーメッセージかを 区別する方法を決定するのは 開発者次第です また 結果やエラーを示すのとは別に 第3のメッセージを 使うことがあります これはワーカーで どのようなことがおこなわれているのかを 送り返すためのものです このサンプルで 再度 上限の数を 80000に設定して 試してみましょう 100から 80000の間で…

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